前回(7月25日)、台風の影響で飛行機が飛ばずに延期になってしまった福岡でのThe SUZUKIのトークイベント。今回は心配された台風や雨の影響もなく、無事に元気なお二人の姿を目にすることが出来ました。 会場となった市内のレコード店は店長さんが「予想以上にお集まりいただいたので、通路をふさがないようにお願いします」とアナウンスするほどの人の入りで、慶一さんと博文さんは2週間以上もこの日を待ち望んでいたファンたちの大きな拍手に迎えられました。 |
トークは、そもそもライブ用のユニットであったThe SUZUKIがここにきてフルアルバムを作ることになったきっかけともなった10周年を迎えるメトロトロンについての話が中心でした。 |
「プロデューサーとして、またアーティストとしての二人にとってのメトロトロンとは?」の質問には、慶一さんは「プロデューサーとしては、何もやってないって言うのがホントかな。その一番の理由は、この人(博文さんを指す)の自宅だから(笑)。この人はいつもそこにいるけど、僕はそこまで行かなきゃいけない。だから彼が主にやる。アーティストとしては、メジャーで出すもの(「鈴木白書」など)の裏のもの、プライベートなもの、と考えています」博文さんは「プロデューサーというよりはエンジニアっていう感じかな。ミュージシャンが来て、それで起こしてもらって、コーヒーを入れてあげると感激してくれるという(笑)。アーティストとしては、日記のような感じで出せたらいいなと思っているんだけど、某ライダーズというバンドに時間を取られてなかなか出せない。フリーな気持ちでやっています」とのこと。 今後のメトロトロンについては、相変わらずの活動とともに、デモテープの募集も続けていくそうです。今はちょうど送ってくるデモテープが非常に少なくなっているそうで、「こういうときは評価が厳しくないので狙い目ですからどんどん送ってください」と博文さん。 |