6:23頃になって、司会のお姉さんのMC。そこで、サイン入りポスターがもらえるっていうアナウンスを聞いて、小躍りする私、りゅみでした。
で、6:28、いつものようにエスカレーターが下りになって、The SUZUKIのお二人が。みんな、拍手!拍手!でのお出迎えでした。
慶一さんはちょっとつるっとした生地の黒のTシャツに、ネイビーのだぶっとしたボトムできめていて、足元はやっぱり、ブルーのスニーカー。 紺と白の細いストライプのゴルフキャップみたいな感じの帽子が、すごく可愛かった(^^)頭は、あいかわらず金色に輝いてました。
一方博文さん(ふーちゃんと書きたいけど・・)はこれまたネイビー地に控えめなプリントの綿シャツにベーシックな深い紺のジーンズ。
二人とも、形は違うけどダークブルーのサングラスをかけていて、ちょっぴりシャイな様子がうかがえました。
トークショーは、前回と同じく、質問に答える形式。
慶一さんはのっけから司会に向かって、「暑いですねー。」とひとこと。司会が二人の紹介をすると、慶一さんははぁいと左手をあげて見せ、博文さんはこくっとうなずいて、司会の「私もファンなので緊張してます」の言葉に、思わず微笑みのこぼれる慶一さん。に対して、クールな博文さん。
司会: The SUZUKIの結成はいつなんですか?
(と、ここでさっきまで表情を変えなかった博文さんが、ウケた。)
博文: 結成、って・・・・。
慶一: 結成は・・・もう43年?(二人で顔を見合わせ、笑う)
司会: 私達は8年前の九段会館のM/Wからだと思ってるんですけど・・
慶一: あれは、遅刻しちゃってね。汚点のような。
博文: お客さんと一緒に入ってきたね。
慶一: そう。開場した後お客さんと一緒に入ったの。で、ギターをじゃらーんとひきだしたら、チューニングが狂ってたんだよ。
司会: その時博文さんは焦ってらしたんですか?
博文: いつものことだから。(二人も会場もウケている)
慶一: それも、見事に半音。
博文: そうしたら、俺の顔見るんだよね。お前かぁ・・って目で。
慶一: あの時は、終わった後、窓から逃げたかったね。見た人いたら、ごめんなさい。
司会: 95年にシングルが出て、今回1stアルバムを出したのは?
慶一: 今年は、MRもまだなので、ゆっくり作れるかな、と。
司会: The SUZUKIとMRでは音的にもだいぶ違いますが、アプローチの仕方とかはどうなんですか?
博文: どうですか?(と慶一さんにふってみるふーちゃん)
慶一: 二人だから、手軽に、って言ったら手抜きしてるみたいだけど、手軽に作ってますよ。自分の家にスタジオがあるし、煮詰まったら散歩したりして。
司会: そんな感じだったんですね。実は。
博文: 作ってませんよ。全然。
慶一: 歌詞は実話の曲ばかりですよ。
司会: え?実話?
(実はここで、慶一氏と、博文氏と司会の理解が食い違っていることに気づく。先程の司会の「実は」を、慶一氏が「実話」と理解していた)
司会: あ、実話、ですか。私実はって言ったつもりだったんですけど。
博文: 僕もそう思ってた。
慶一: イントネーションの違いかなぁ・・・で、中学の時好きになった子が居て、その子を取り合いした、屋久島から転校してきた奴のことを 今度のアルバムの、「ロメオ、ジュリエット・・1」で書いた。それから同窓会で屋久島の奴と彼女とばったり逢ったときのことが、「ロメオ、ジュリエット・・2」になったんだよね。
司会: その女の子は初恋の人ですか?
博文: つっこんできましたねぇ。
慶一: つっこんできたねぇ。(笑)いや、俺中学校の頃、1週間に3日位しか、学校行かなかったの。で、夏休みとか、どんどん長髪になって、中頃を過ぎると最高潮で、8/31になるとばっさりと切ってたね。
ほら、中学校っていろいろ規制とか多くなるでしょ。でも、中2から、そいつとの三角関係で盛り上がって、休まなくなった。(笑)
司会: 実話の歌詞っていうと、他にはどんなのが?
慶一: あと、今度のアルバムで言えば、「燃えつきた家」っていうのがあって、オリジナルMRのVo.だった山本と言うヤツがいて・・・・
博文: 実名言っていいのかな・・・・
慶一: いーの。で、そいつの家が去年火事になって、飯も食えなくてね。これも実話。それから、「Backstage Pass」の、ある日の午後 A君が・・このA君は、あがたくんなんだね。
司会: そうでしょう?私もそう思ったんですよ。
博文: (現在に)近づいてきてるよね。
慶一: で、オーディションに一緒に行った人が?博文のほうは、日常をほりさげた感じ。どうでしょう?(とふったりする)
博文: そうですね。いつもと一緒。
司会: 今回、カバー曲を入れたといういきさつはどういう?
慶一: アニマルズも、好きだったので。
博文: 詞は、意訳ですよねー。
慶一: そーですね。ビクトリ屋って廻船問屋。
司会: 確か大阪では、ジョージ屋でしたよね。
慶一: そう。ジョージ屋。
博文: ファンの人が見たら怒っちゃうよね。
慶一: 昔自分達がファンだったので、日本語でやって、お返ししたかった。
(ここで、慶一さんが、用意されていたミネラルを口にする。私にもー!)
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